世界基督教団荒野教会について
2016.9.19(月・祝)
世界基督教団荒野教会・長老 高橋芳雄
はじめに
世界基督教団荒野教会は諸宗教(ユダヤ教・基督教・イスラム教・儒教・仏教・神道・修験道・新興宗教等)の歴史的発達経緯と伝統を尊重し学びつつ、神からの更なる啓示に刺激されて神の国を求めてこの時代に存在する教会です。
神の国は本来、神が良しとして創ろうとしたオリジナルな国ですが、天には在っても未だこの地には存在しません。良識ある先人達は神の国の理想を描きつつ信仰を持ってか、科学を持ってか神の国を「天に在る如く地にも」の思いで貢献して来ました。
今日の先進国では科学の力によって外的生活環境の改善がなされているが、人間個々の内的問題においては依然として未解決の課題が残されています。
人生とは何か? 歴史とは何か? 死後世界? 先祖供養? 宗教・政治・法律? 創造論・進化論? 真理・愛? 結婚・離婚? 経済? 貧富の格差? 健康問題? 男女の性愛? 自殺? 悪魔の存在? 罪の存在? 神の存在? 世界平和? 等々。
いわゆる生老病死の悩みが未解決である故に宗教が必要となります。
世界基督教団荒野教会は未解決の諸問題に対して神の力と導きを祈り求め、荒野(あらの)に立つ求道者の立場で摂理に参加して参ります。
摂理上の課題
- 日本の伝統的・文化的価値観の延長線上に神の国をもたらす為の研究と止揚。
- 戦後70年を超えての創造的平和論の構築。
- 救済論の必要性と共に、人間に内在する可能性への創造論的発想の高揚。
- 歴史の教訓である「破壊と創造」から生み出される未来への予言と警告。
世界基督教団荒野教会の取り組み
- 贖いの賜物としての既存の宗教を尊敬しつつ、万教帰一の神学の形成を計る。
- 神道(創造論)、仏教(救済論)、修験道と基督教を止揚した新神学と摂理史観の形成。
- 「慈光観音会」の霊験に基づく伝道、宣教、布教の推進。
- 人格の陶冶と修身修行。
- イェス・キリストの救いと基督教への理解を促すため礼拝讃美歌を捧げると共に、地域(最寄り)の教会礼拝に人々が参加出来るように奨励して行く。
- 悟りを得た方々(覚者)による人生相談(無料)。